STARCAT VR LAB

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Service

VR映画制作

未来の映画を切り拓く
VR映画のチャレンジ

ケーブルテレビ事業者であり、名古屋市内で直営映画館の運営、映画の宣伝・配給を行うスターキャットは、新たに取り組む地域コンテンツの創出と発信を、新しいテクノロジーで実施するため2021年4月に開始。VR映画製作ラボプロジェクト「STARCAT VR LAB」は、VR映画クリエイターの育成・活躍の場を提供すると同時に、世界各国の映画祭に出品し、高く評価される作品づくりを目指した。

  • 制作したVR映画が国際映画祭で
    公式上映作品としてノミネート

    スターキャット制作のVR映画『なぎさにて』が、2023年1月25日(水)からオランダにて開催の第52回ロッテルダム国際映画祭に公式上映作品として選出された。
    ロッテルダム映画祭は、約30万人が来場する世界最大規模の映画祭で、ヨーロッパではカンヌ、ヴェネツィア、ベルリンと並び世界で最も重要な映画祭のひとつである。毎年約600作品が上映され、新人監督の登竜門的な存在として、多くの若手映像作家の作品を紹介している。
    『なぎさにて』が選出されたのは、インスタレーション、VR、ライブパフォーマンスなど多様なセッション『Art Directions』である。本映画祭のメイン会場のひとつでもある“WORM UBKI”で上映が開始され会場は熱気を帯び、多くの人々が体験した。

  • VR映画の制作を通して
    XR技術の知見を深め
    映画の技術革新へ寄与する

    先進映像協会 ルミエール・ジャパン・アワード2022 VR部門特別賞を受賞するなど、映画の技術革新へのチャレンジとして評価を得た。スクリーンから拡張された立体映像は、ストーリの中に体験者自身が存在するかのように物語に没入させる。新しい映像表現と体験を追い求めるクリエイターと共に未来の映画を切り拓く。

なぎさにて

ストーリー:
休日に気分転換に海に遊びにやって来たカップル。訪れたのは人気の少ない穴場の海水浴場。海でひとしきり遊んだ後、ビーチテントで酒などを飲んでいると、日々の労働の疲れもあってか、昼寝をしてしまう。ふと彼女が目を覚ますと、空には暗雲が立ち込めていて、少し離れた波打ち際に大きな物体が横たわっている。不可解に思って彼氏を起こし、物体を指差す。彼氏が起きて、その物体を見に行くと打ち上がった鯨の死骸だった。不穏な雰囲気が漂う中、鯨の周りには地元民や海水浴客が見物に集まり始め、カップルがバカンスを楽しんでいた海水浴場が徐々に様変わりしていく・・・。

出演者:
田中康寛 織田美織

スタッフ:
DIRECTOR 井上博貴
CINEMATOGRAPHER 谷口とものり
MUSIC 中西ゆういちろう

用いた技術等:
360VR°(ステレオ)/3DoF/360立体音響

予告映像:
https://www.youtube.com/watch?v=yJTglhBZ4WM&list=PL1t58gcnW-5oHfsBFWDnXFvuRvZxk4g5v&index=20
上記予告映像は、通常環境でも視聴できるよう2Dへ再編集したものです。

MEMBERS

  • 映画監督

    井上 博貴

    HIROKI INOUE

    『網走番外地』シリーズなどの監督・故石井輝男に師事。2009年に映画『パニック4ROOM』で監督デビュー。2010年監督作、長編映画『どんぐり兄弟の梅干し』公開。2017年新宿シネマカリテにて上映されたオムニバスホラー映画『狂い華』内の1篇、堀田真由主演『呪い うつり』 の監督・脚本を担当。またショートフィルム『痣』は、カンヌ国際映画祭『SHORT FILMS FROM JAPAN 2018』にて上映。『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ジャパン部門、ベストアクトレス受賞ほか、国内外で高い評価を得た。2019年にはCINEMA FIGHTERS PROJECT第3弾オムニバス映画『その瞬間、僕は泣きたくなった』内の1篇、佐藤大樹&久保田紗友主演『魔女に焦がれて』の監督・脚本を務め、東京国際映画祭での特別上映も実施。
    2019年劇場公開、副島和樹主演『40万分の1』監督・脚本を担当。
    2020年劇場公開、渋江譲二&大野いと主演『新卒ポモドーロ』監督・脚本を担当。
    2020年劇場公開、杉山真宏&仲田博喜主演『LOVE STAGE』監督を担当。
    2020年SSFF&ASIA,日本博主催・共済型プロジェクト特別ショートフィルム『おばあさんの皮』の監督・脚本を担当。
    2020年クリエイーターズ支援プロジェクト作品 剛力彩芽・主演、ショートフィルム『傷跡』監督・脚本を担当。

  • 株式会社CinemaLeap取締役 /
    エグゼクティブプロデューサー

    待場 勝利

    KATSUTOSHI MACHIBA

    東京藝術大学非常勤講師。
    日本初のXR国際映画祭「Beyond The Frame Festival」設立。 アメリカで映画製作を学ぶ。TVディレクター、20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパンで日本語版プロデューサー、サムスン電子ジャパンではGear VRを担当。数々のVRプロジェクトをプロデュースし、国内外の映画祭で高評価を得る。2020年, 2021年に2年連続でベネツィア国際映画祭 VR部門「VENICE VR EXPANDED」にコンペティション作品としてノミネート。

  • t-photoworks
    代表

    谷口 とものり

    TOMONORI TANIGUCHI

    2010年に360°パノラマビデオ撮影をスタートして以来、数多くの360°VR パノラマムービーを撮影。2015年に撮影した3Dの360°ホラーはルミエール賞を受賞。360°VRを活用したプロモーション、イベント、コンサート、ドラマやPV、CMなどハイクオリティでクリエイティブなパノラマビデオを制作している。

事例紹介