Virtual Reality Cinema Fair23
2023年2月3日(金)~2月9日(木)に開催した、様々なジャンルのVRコンテンツを体験出来るイベント『Virtual Reality Cinema Fair2023』の概要と実施レポート
Virtual Reality Cinema Fair2023実施概要
■概要
名称 Virtual Reality Cinema Fair2023
開催期間 2023年2月3日(金)~2月9日(木)
実施内容 海外作品やホラー作品などのVRコンテンツ視聴体験の提供
■会場
名古屋PARCO 東館8階(愛知県名古屋市中区栄3丁目29-1)
センチュリーシネマ特設会場
■VRコンテンツ本数
9本
■体験方法
① 40分間見放題 1,500円
② 1作品のみ視聴 500円
■実施コンテンツ
★MARCO&POLO GO ROUND
・監督 Benjamin Steiger Levine
・制作国 カナダ、ベルギー
・上映時間 14分
●あらすじ
重力がひっくり返り、世界が文字通りバラバラになってしまうことで、あるカップルに危機が訪れる。シュールなひねりのあるラブコメディー。
★Passenger
・監督 Isobel Knowles and Van Sowerwine
・制作国 オーストラリア
・上映時間 10分
●あらすじ
タクシーの後部座席に座り、暗闇の中を走っていく。新しい世界へと入っていく静かな衝撃に包まれながら、
抽象的で夢のようなストーリーの全貌がだんだんと明らかになっていく。
★BEAT
・監督 伊東ケイスケ
・制作国 日本
・上映時間 12分
●あらすじ
Beatは、ユーザーの心臓の鼓動によってロボットに命を吹き込まれ心を通わせて成長していく物語。
ユーザーのハートによって命を吹き込まれたマルボロは、もう一人のロボット・カクボロと友達になりたいが不器用で関わり方が分からず怒らせてしまう。
しかしどうしても友達になりたかったマルボロは、相手を思いやる気持ちを持つことで、一度閉ざされてしまったカクボロの心を開いていく。
★Clap
・監督 伊東ケイスケ
・制作国 日本
・上映時間 13分
●あらすじ
この物語はClapの受け手である主人公と、送り手であるユーザーの目線で紡がれる物語。
自身に自信がなく、自身のことをなんの取りえもないちっぽけな存在だと感じてしまい、糸のような姿になってしまった主人公、糸男。
ある雨の日、糸男が路地を歩いていると、偶然目の前にさびた空き缶が落ちてくる。
その空き缶から鳴り響く、おかしくも心地良い音に魅了された糸男は、缶でメロディーを奏でることを思い付く。
やがて糸男の周りには大勢の人だかりができ、拍手の音も大きくなっていったが、次第にその拍手が大きなプレッシャーとなり、彼を悩ませる。
なぜ、糸男は拍手が怖くなり、受け入れられなくなってしまったのか。
★Feather
・監督 伊東ケイスケ
・制作国 日本
・上映時間 12分
●あらすじ
この作品はちいさな人形の少女が、バレエダンサーになる夢を目指す物語。
舞台は古い屋根裏部屋にひっそりと置かれている、ドールハウスで繰り広げらる。
ユーザーは物語を見守るだけでなく、所々で少女に『FEATHER』を渡すインタラクションを行う。
★なぎさにて
・監督 井上博貴 CINEMATOGRAPHER 谷口とものり
・制作 STARCAT
・上映時間 16分
●あらすじ
休日に気分転換に海に遊びにやって来たカップル。
訪れたのは人気の少ない穴場の海水浴場。 海でひとしきり遊んだ後、ビーチテントで酒などを飲んでいると、日々の労働の疲れもあってか、昼寝をしてしまう。
ふと彼女が目を覚ますと、空には暗雲が立ち込めていて、少し離れた波打ち際に大きな物体が横たわっている。不可解に思って彼氏を起こし、物体を指差す。
彼氏が起きて、その物体を見に行くと打ち上がった鯨の死骸だった。不穏な雰囲気が漂う中、鯨の周りには地元民や海水浴客が見物に集まり始め、
カップルがバンスを楽しんでいた海水浴場が徐々に様変わりしていく・・・。
★VRおうちに行こう
・監督 清水崇 西村喜廣
・制作国 日本
・上映時間 7分
●あらすじ
夕暮のお墓や、誰一人いない田んぼ道、深夜の無人電車、そこにユーザーは一人で居る。
フッと暮れかけている空を見ている間に少女が自分の目の前に立っている。そこで少女がつぶやく、「おうちに行こう」と…..
そこから、少女のおうちへの恐怖の旅が始まる。少女が体験してきたのか、少女のイメージなのか、様々な恐怖のイメージが360度の世界で起こる。
★怨霊の金縛り屋敷
・監督 頓花聖太郎
・制作国 日本
・上映時間 7分
●あらすじ
「一度でも目にすると呪われて死ぬ」
そう言い伝えられる人形が存在する。「厄」とよばれるこの人形は、村で起きた災害を鎮める人身御供として人間の髪の毛・血・心臓を埋め込んで作られる。
この人形は「部外者が見れば呪われる」とされた。呪いを受けた者は、その日の夜金縛りにあい、苦しんで死ぬという。
ユーザーは、観光で訪れたある村で、秘蔵されていた人形を好奇心から見てしまった。
「あんたは決して見ちゃなんねぇ人形を見ちまった」 呪いを祓うため、あなたは村の老婆に用意された部屋で一夜を明かす。
丑三つ時に差し掛かると、金縛りに襲われる ー
★学校の怖い話
・監督 頓花聖太郎
・制作国 日本
・上映時間 8分
●あらすじ
ある日、学校のトイレで生徒の不審死が発見される。
亡くなってしまった生徒と一番仲が良く、塞ぎ込んでしまった友人から 昨晩メッセージが届いた。
「あの子に会う方法を見つけた。こっくりさんに頼むの。」 ひぐらしが鳴きだす夕暮れ時、あなたと友人は、学校でこっくりさんを始める事に。
■ポップアップ
特設会場でのオリジナルGOODS発売
Virtual Reality Cinema Fair2023実施レポート
Virtual Reality Cinema Fair2023では上記でご紹介した9作品のVRコンテンツ視聴体験をお客様へ提供。
会期中333名のお客様にVRコンテンツをお楽しみいただけました!!
VRで映画を観ることがまだ世の中に浸透していないなか、沢山の方に興味を持ってご来場いただきました。
40分間見放題
●日時 2月3日(金)~2月9日(木) 12:30~17:00間
●場所 センチュリーシネマ シネマ2
●金額 1,500円
●内容 9作品から見放題。40分間内でお客さま自身が操作・選択して作品を見ていただく。
平均して3作品は見て頂けるよう設定。
★ご来場されたお客様からのコメント★
・映像の中でぐるぐるまわりを見ることができる感覚が新鮮だった。(40代女性)
・色々なコンテンツを見ることができ良かった。(60代男性)
・40分あっという間でした。(40代女性)
1作品のみ視聴
●日時 2月3日(金)~2月9日(木) 11:00~20:00間
●場所 東館8階 特設スペース
●金額 500円
●内容 9作品からお客様が見たい作品を1本選び視聴いただく。
★ご来場されたお客様からのコメント★
・ヴァーチャル空間の広がりを生かした映像だった。(10代男性)
・映像が綺麗だった。(20代女性)
・映像の中でぐるぐるまわりを見ることができ感覚が新鮮だった。(40代女性)